株式会社隼斗
2019-11-05

取締役会長 木許 心源

Q1.まずは会社のご紹介(自己紹介)をお願いいたします。

株式会社隼斗は、神学者で、医療系AIや図書館情報学を専門としている私(取締役会長 木許 心源)と、情報工学が専門の毛利 隼斗(代表取締役社長)の2名によって設立されました。主に難病の子供たちを救う日本初医療レファレンスサービス、医療AIの研究開発、図書館情報学と神学分野の学術研究の3つの事業を中心として運営をしており、医療情報と医療AI分野は日本国内でも先駆けて事業をスタートしました。その他にも、医師、医学部、学生、企業と一緒に医学事業分野の研究会や学会を立ち上げ、グループとして計8社の医学系ベンチャー企業を運営しています。

 

 

Q2.現在進めてらっしゃる事業(YAPで行う事業)について教えてください。

子どもの難病に特化した医療レファレンスサービス事業とAI化事業をYAPでは特に進めていきたいと考えています。

 

 

Q3.どうしてこの事業を始めようと考えたのでしょうか?背景等がございましたら教えて下さい。

当時は友人だった毛利 隼斗(現代表取締役社長)からの相談が最初のきっかけです。毛利の甥っ子さんが生死に影響がでる難病を患っており、何とかならないかと相談を受けました。医療機関の誤診の疑いがあったからです。
そこから世界中の医療機関に連絡をとり、情報を1つ1つ集めるところからスタートしました。ありがたい事に甥っ子さんの難病に最適な海外の最新治療方法を発見することができ、その治療方法を行う為にもっとも最適な医師を日本でも見つける事に成功することができました。私の方で得られた情報をその医師にすべて開示し、小児難病分野で最先端であるトロント大学さんにお願いして連携行うことが実現して、甥っ子さんの手術を受け直すことができることとなり、毛利の甥っ子は死の直面から抜け出すことができました。
元々私は神学者として世界中で調査を多数行なった経歴を持っており、米国の調査会社や、国内のシンクタンク勤務で培った学術研究・調査力、そして世界中の医療機関・研究機関とのネットワークや人材資源がとても役に立ちました。これまでの私のキャリアと毛利の甥っ子とのきっかけが、医療レファレンスサービスを提供する独自技術を学問化し、体系化することができたと言えると思っています。そして、こうした私の経験が役に立つのであればと、子供たちを救う医療レファレンスサービス事業の立ち上げを決心しました。

 

 

Q4.その事業ならではの良さや解決したい事はどんな事でしょうか?

当社独自のノウハウで、子供の難病に関する情報、特に世界中の最先端医療機関・研究機関の情報にアクセスして必要な情報のみをピンポイントで患者、医師、研究者へ提供することを可能にしています。これは日本初のサービスだと考えています。
毎月20万人にも及ぶ難病の子供たちのうち、11万人以上の子どもたちが回復が見込めずにいます。その子供たちを救い、その体系化されたレファレンスサービスの技術と、当社が持つ医療AIの技術を活用することで、その11万人の子どもたちが少しでも笑顔で暮らせるようにサポートできたらと思います。その為には事業を拡大していかないといけない、当社の事業の向上が結果として難病を抱える子どもたちの笑顔の数と比例していくことができたら良いと思っています。

 

 

 

Q5.今後サービスや事業をどのようにスケールさせていく予定ですか?予定している事業展開等がございましたら教えて下さい。

当社には独自のノウハウでオープンにされていない最先端の医療情報が世界中から集まる為、それらを応用した医療AIの技術や新しいビジネスを社内で生まれてきています。日々生まれるアイディアを無駄なものにしないために、医学者や賛同者と一緒に14の分野の学会や研究会等で分析をしてブラッシュアップを繰り返しています。2019年1月には、これらの技術を活かして頂けるのであればと、ベンチャー企業や研究者に情報や技術をシェアする取り組みも始めました。嬉しいことにそこから8社の医療系ベンチャーが生まれ、現在当社のグループ企業として活動してくれています。また、医師を中心としてメンバーと共同で財団法人を設立する等、いい循環が生まれているのではと手応えを感じています。
基本的に医療系ベンチャーはニッチ分野に特化したものが多いのですが、ニッチだからこそ圧倒的な存在感を持つ医療頭脳集団と成長していけたらとおもしろいと思いますし、ニッチな分野は新たな市場や新たな産業をと考えてますので、医療レファレンスサービス事業のノウハウを存分に活用しながら成長していくことができればと考えています。
具体的な数字として、2024年には当社の医療レファレンスサービスでは売上6億円・経常利益4億9千万円(医療AI分野は除く)、グループ10社で売上50億、経常利益20億を目標としてます。

 

 

Q6.湯けむりアクセラレーションプログラムにはどういう事を期待して参加されましたか?

それはもちろんIPOを目指しているからです。資金調達を一番の目的としている訳ではなく、医療業界は閉鎖的な業界であり、信用も必要なことからIPOを成し遂げたいと考えております。
臼杵という地方からIPOが出来ればと思うとワクワクします。
また、第1期生であるナノプラネット研究所の大成社長から湯けむりアクセラレーションプログラムの事をお伺いいたしまして、YAPにはとても良い印象を持っています。当社としては現在種まきをしている段階だからこそ、更なるステップアップにYAPのサポートがあればより良い成長をできるのではないかと期待をしています。

 

 

Q7.最後に、このサイトをご覧になってる皆様に一言お願いいたします。

当社の事業は多くの子どもたちを救うだけではありません。

地域医療においては、医師と患者の医療コミュニケーションの良し悪しは、治療のクオリティーに直結すると考えています。AI化された医療情報を活用し、医療診断技術をAIのサポートによって補うことで、コミュニケーションがよりスムーズになると思っています。特に単語やフレーズ、見落としがないかも記録できますし、医師と患者がどれほど理解し合っているかを確認することが可能となります。結果として医療コミュニケーションの向上が、医師がより高度な治療に専念できる環境をつくるのではないかと考えています。

当社は「医療分野における情報の充実と知の拠点づくり」というコンセプトを掲げています。その為にはまずは地域医療のサポートを行う事、大分県の地域医療向上のお手伝いができればと考えています。
しかしながら、医療は日本だけでの関心ごとではなく世界中で必要とされている分野です。大分県から日本を飛び越えて、まずは東アジアの医療の充実を目標に事業活動を続けていきたいと思います。

どうぞ株式会社隼斗を中心とした木許森メディカルグループにご期待ください!